レンタカーを借りているとき、特に気を使うのが「傷やへこみ」のトラブル。その中でも意外と多く発生しているのが、「ドアパンチ」です。
ドアパンチとは、車のドアを開けた際に隣の車にぶつけてしまい、相手の車にへこみや傷をつけてしまう事故のこと。駐車場でよくある軽微な事故ですが、レンタカーの場合、自分の車ではないため一層注意が必要です。
では、もしもレンタカー中にドアパンチを「してしまった」「されてしまった」場合、どう対処すれば良いのでしょうか?また、保険はどこまで適用されるのか?ここでは、そんな万が一の時のために知っておきたい情報を徹底解説します。
◆ ドアパンチをしてしまった場合の対処法
1. すぐに相手に謝罪・連絡を取る
ドアパンチをしてしまったら、まずは冷静に対応しましょう。相手の車にオーナーが乗っていれば、すぐに状況を説明して謝罪します。
もし相手がいない場合でも、勝手に立ち去るのは絶対NG。後から防犯カメラの映像などで発覚すれば、「当て逃げ」として処理される可能性があり、刑事責任や高額な賠償請求に発展することもあります。
メモに連絡先と事情を書いてフロントガラスに残す、駐車場の管理者に報告してもらうなど、必ず自分の情報を残しましょう。
2. レンタカー会社にすぐ連絡
ドアパンチをしてしまったことが分かった時点で、必ずレンタカー会社へ報告します。報告が遅れたり隠したりすると、後々トラブルに発展し、保険の適用外になる可能性も。
連絡する際は、事故の状況・場所・時間などをできるだけ詳しく伝えるとスムーズです。
3. 警察へ届け出る
たとえ軽微な接触事故であっても、警察への届け出は必須です。事故証明書が発行されていないと、保険が適用されないことがあります。
警察に事故を届け、現場検証を受けた上で、「事故証明書」を取得しましょう。
◆ ドアパンチをされた場合の対処法
1. 相手の連絡先を確認・その場で写真を撮る
相手がその場にいる場合は、落ち着いて連絡先を聞きましょう。ナンバープレートや車種、相手の運転免許証の写真を撮ると、後々のやり取りがスムーズになります。
傷の状態や車の位置関係なども、スマートフォンで写真を撮影して記録に残しておきましょう。
2. レンタカー会社に連絡する
自分が被害者でも、レンタカーの利用中である限り、必ずレンタカー会社へ報告しましょう。車両の損傷確認や、保険適用の手続きが必要になります。
3. 警察を呼んで事故証明を取得
ドアパンチをされた場合も、事故証明の取得が大前提です。加害者と示談しようとせず、必ず警察を介して正式な手続きをとるようにしてください。
◆ レンタカー保険はドアパンチに対応している?
レンタカーの利用時には、通常**自動車保険(任意保険)に加え、レンタカー会社が用意する「免責補償制度」**などが用意されています。
以下は一般的な補償内容ですが、レンタカー会社によって異なるため、利用前にしっかり確認しましょう。
● 対人・対物賠償責任保険(通常は自動付帯)
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相手の人や物に損害を与えた場合に適用。
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ドアパンチで相手車両に傷をつけた場合、対物賠償として保険適用される。
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通常、免責金額(自己負担)が設定されている。
● 車両保険(レンタカーの車が損傷した場合)
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自分が運転しているレンタカーに損傷が生じた場合に適用。
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自分のレンタカーに傷がついた場合も補償対象となるが、免責金額がある。
● 免責補償制度(CDW)
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通常は任意加入(1日あたり数百円〜)。
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保険が適用された際の「免責額(自己負担額)」を免除してくれる制度。
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ドアパンチによる修理費も、加入していれば自己負担ゼロになる可能性あり。
● NOC(ノンオペレーションチャージ)
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万が一、車両修理のためレンタカーが使用不可になる場合に発生する「営業補償」。
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返却できれば2万円前後、引き取りが必要なら5万円前後の請求が発生するケースも。
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NOC補償制度があれば、これもカバーされる場合がある。
◆ 事故後にやってはいけないNG行動
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その場から立ち去る(当て逃げ)
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レンタカー会社や警察に連絡しない
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修理を勝手に手配する
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示談で済ませようとする
上記の行動はすべて、保険の適用外となる原因になります。誠実な対応を心がけることが、最も自分を守る行動です。
◆ まとめ|レンタカー中のドアパンチ事故は「すぐ報告」が鉄則!
レンタカー利用中のドアパンチは、誰にでも起こりうる軽微な事故です。しかし、対応を誤ると保険が効かず、思わぬ高額請求につながることも。
ドアパンチをした・された場合の基本対応は以下の通り:
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冷静に対応し、誠意を持って相手に連絡
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必ずレンタカー会社と警察に報告
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現場の状況を写真で記録
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保険の内容を事前に確認しておく
特に「免責補償制度(CDW)」や「NOC補償制度」は、数百円の追加で数万円のトラブルを防げる可能性があるため、レンタカー利用時には必ず加入を検討することをおすすめします。
万が一の時に、慌てず対応できるよう、事前に保険の内容や対応フローを把握しておきましょう。それが、安全で快適なレンタカーライフの第一歩です。
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