旅行や出張、引っ越しなど、様々なシーンで便利なレンタカー。しかし、普段乗り慣れている自分の車とは違うため、最初は戸惑うことも多いですよね。
ブレーキやアクセルの感覚、車体の大きさ、死角の位置など、違いに気付かず思わぬトラブルになるケースもあります。
そこで今回は、「レンタカーなど慣れない車の運転」で気をつけるべき注意点と、安全運転のためのコツをまとめました。
初めてのレンタカー利用でも安心して運転できるように、ぜひ事前にチェックしておきましょう!
1. 出発前の確認がとにかく大切!
慣れない車に乗るときは、乗車前・出発前の確認がとても重要です。以下のポイントは最低限チェックしましょう。
【確認ポイント】
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ミラーの位置調整(ルーム・サイド)
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シートポジションの調整(足元・背もたれ・高さ)
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ライト・ウィンカー・ワイパーの操作確認
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ギア(AT or MT)のタイプを確認
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パーキングブレーキの位置と解除方法
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燃料の種類(ガソリン or 軽油)と給油口の位置
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車体のサイズ感(幅・高さ・長さ)
車種によってはウィンカーとワイパーの位置が左右逆になっていることもあり、曲がるつもりでワイパーを動かしてしまうのは“あるある”です。
まずは駐車場で、軽く走行・停止・ハンドル操作を試して感覚を掴むのがおすすめです。
2. 慣れない車で特に注意したい運転のポイント
● 車幅と車高を意識する
自分の車より大きな車をレンタルした場合、車幅感覚や車高制限に注意が必要です。
狭い道や立体駐車場などでぶつけてしまうケースも少なくありません。
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道幅が狭いときは速度を落として慎重に進む
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車高制限のある駐車場やトンネルでは制限表示を確認する
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車幅感覚が不安な時は、サイドミラーを頻繁に確認する
● カーブや右左折時は大回りしがち
車体が長い車やワゴンタイプの車は、右左折のときに後輪の軌道が内側に入る傾向があります。
そのため、交差点ではやや余裕を持ってハンドルを切ると安全です。
● ブレーキとアクセルの感覚に注意
車種によってブレーキの効き具合やアクセルの踏み込み感覚が異なります。
急ブレーキ・急加速にならないよう、最初はソフトな操作を心がけましょう。
3. 高速道路や長距離運転のコツ
● 安定走行を心がける
慣れない車での高速道路は、スピード感覚が掴めないことも。
必要以上にスピードを出さず、周囲の流れに合わせた走行を意識しましょう。
● 休憩はこまめに取る
慣れない車は知らず知らずに緊張して疲れやすくなります。
2時間に1回はサービスエリアなどで休憩を取ることが理想的です。
● ハンドルの握り方にも注意
長時間の運転では、ついハンドルを握る手に力が入りがち。
リラックスした状態を保つために、「9時15分」の位置を意識して、肩の力を抜いて握るようにしましょう。
4. 駐車のときこそ慎重に!
● バックモニター・センサーがあっても油断しない
最近のレンタカーにはバックモニターや障害物センサーが搭載されている車も増えていますが、過信は禁物です。
目視やミラーでの確認も必ず行い、周囲の安全を確かめながら駐車しましょう。
● 一発で停めようとしない
慣れない車では、無理に一発で枠内に停めようとせず、何度でも切り返してOK!
焦らず、安全第一で。
5. 万が一のトラブル時はすぐに連絡!
事故やトラブルが起きてしまったときは、まず落ち着いて状況を確認し、必要に応じて警察・レンタカー会社に連絡を入れましょう。
保険内容や対応方法については、レンタル時にしっかり確認しておくことも大切です。
まとめ:不安は準備で減らせる!
慣れない車の運転には、どうしても緊張がつきもの。でも、事前にポイントを押さえておけば、不安はかなり軽減できます。
最後にポイントをおさらい:
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出発前の操作確認を怠らない
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車幅・車高・ブレーキ感覚に注意
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無理な運転はしない、焦らない
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疲れたらしっかり休む
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駐車時は慎重に。モニターを過信せず目視も!
レンタカーの利便性を最大限に活かすには、安全運転が第一です。
少しの注意と準備で、快適で安心なドライブを楽しみましょう!