レンタカーの種類で「RV」とは?特徴やSUVとの違いも解説!

旅行やアウトドア、家族とのドライブなど、さまざまなシーンで便利なレンタカー。予約の際に「RV」という車種区分を見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。しかし、実際に「RVってどんな車?」「SUVとどう違うの?」と疑問に感じる方も少なくありません。

この記事では、レンタカーで使われる「RV」という車の種類や特徴、そして混同されがちな「SUV」との違いについて詳しく解説します。

RVとは?

RVとは「Recreational Vehicle(レクリエーショナル・ビークル)」の略で、直訳すると「レジャー用の車」という意味になります。日本では1980〜90年代に「RVブーム」が起こり、アウトドアブームとともに人気を集めました。

RV車は一般的に、アウトドアやレジャー用途に適した車の総称として使われており、以下のような特徴を持っています。

  • 広い車内空間:大人数や荷物を積むのに適している

  • 高い車高:視界が広く、悪路走行にも強い

  • 4WD(四輪駆動)搭載が多い:雪道や未舗装道路も安心

  • キャンプやスキー、登山などのレジャー向き

つまりRVは、特定の車種名ではなく「レジャー向けに適した車のカテゴリ」を指す言葉なのです。

RVに含まれる主な車種

RVというカテゴリには、以下のような車が含まれることが多いです:

  • SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)

  • ミニバン

  • ワンボックスカー

  • ピックアップトラック

  • キャンピングカー

このように、RVはかなり広い意味を持っており、用途に応じてさまざまなタイプの車が含まれます。たとえば家族旅行ならミニバン、山道を走るならSUVといったように、目的に応じて選ばれるのが一般的です。

SUVとの違いは?

RVとよく混同される車種に「SUV」があります。SUVもRVの一種ですが、明確な違いがあります。

項目 RV SUV
定義 レジャー用途全般に適した車の総称 オフロード性能と快適性を両立した車種
対象範囲 SUV、ミニバン、ピックアップなどを含む 特定のボディタイプの車のみ
用途 幅広いレジャー(家族旅行、キャンプ、登山など) 主にオフロードやアウトドアレジャー
駆動方式 2WDや4WDの両方あり 多くが4WDやAWD(全輪駆動)

つまり、SUVはRVの一部であり、より限定的なカテゴリということです。

SUVは、悪路や雪道にも対応するオフロード性能を持ちながら、乗用車としての快適性も兼ね備えた車です。一方RVは、オフロードに限らず、家族での旅行や大人数の移動にも対応できる車全般を指しています。

レンタカーでRVを選ぶメリット

レンタカーでRVを選ぶことで、次のようなメリットがあります。

1. 荷物がたくさん積める

キャンプ用品、スーツケース、スポーツ用品など、大きな荷物を積むのに適しています。特にミニバンやSUVは後部座席を倒せばさらに積載スペースが拡大。

2. 多人数乗車に対応

7人乗り、8人乗りといった大人数向けの車種が多いため、グループ旅行や家族旅行に最適です。

3. 悪路や雪道に強い

SUVなど4WD車であれば、山道や雪道などの悪条件でも安心して運転できます。

4. 視界が高く、運転しやすい

車高が高いため、前方の視界が広く初心者でも運転しやすいというメリットがあります。

RVをレンタルする際の注意点

ただし、RV車をレンタルする際にはいくつかの注意点もあります。

  • 車体が大きく、運転に慣れが必要
    → 狭い道や駐車場では取り回しに注意が必要です。

  • 燃費がやや悪い傾向
    → 車重が重く、排気量が大きいため、燃料代がかさむ場合も。

  • レンタル料金が高め
    → サイズや設備が充実している分、軽自動車やコンパクトカーより割高です。

旅行先の道路状況や人数、目的に合わせて最適なRV車を選ぶようにしましょう。

まとめ

「RV」は、レジャーやアウトドアなどに適した車両を指す総称で、SUVをはじめとしたさまざまな車種が含まれます。SUVはその中でも特にオフロード性能が高く、近年では街乗りでも人気のジャンルです。

レンタカーを利用する際は、移動人数、荷物の量、行き先の道路状況などを考慮して、最適な車種を選ぶことが大切です。用途に合わせてRV車を活用すれば、快適で楽しいドライブや旅行が楽しめるでしょう。

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